各国

◆各国のチップ制度

海外の習慣と日本の習慣にはさまざまな違いがありますが、海外旅行においてそれを一番実感するには“チップ(TIP)”の習慣の違いだと思います。 このチップのとらえ方は日本と海外ではまったくと言って違います。

日本では“チップ=心付け”ですが、一部の海外の国々では“チップ=収入(給与)の一部”となっております。よって極端な例で言うと“チップを渡さない=料金を払わない=タダ働き”と解釈されます またチップの相場を知ることも重要です。

せっかくチップを渡しても相場よりもかなり少なかった場合、相手方は渋い顔をするかもしれません。相場はあくまで“通常のサービスを受けた時の対価”として支払うべき金額で、上質なサービスを受けた場合は、心付けを載せて渡すと良いでしょう。

・オセアニア

一般的にチップはいりませんが、良いサービスを受けた時の心づけは喜ばれます。 島国の一部(ミクロネシアなど)ではチップ文化のある国もあります。

•北アメリカ

すべてのサービスに対して15~20%(15%が一般的な目安) メキシコではレストランは10~15%、 ホテル ベルマン、ドアマン、ポーターによる荷物の運搬で1個につき1~2ドル程度。 ベルマン、ドアマンがタクシーをつかまえてくれたとき1ドル程度。

ベルマンがメッセージや届け物を部屋まで届けてくれたとき1ドル程度。 ルームサービスを頼んだとき、料金の10~15%程度。 タオルや毛布、バスローブ等を部屋まで持ってきてくれたとき1ドル程度。 ルームメイドに部屋を掃除してもらったとき、1回につき2ドル程度。

コンシェルジュにチケットやレストランの手配を依頼したとき、難易度に応じて10~30ドル以上。 レストラン 合計金額の15~20%程度。サービス料込の場合はそれより少額。 タクシー 料金の10~15%程度。最低でも1ドル程度。荷物が多い場合には多めに払う。

•カナダ

・ホテル ルームメイドには、1ベッドにつき1ドル程度。 ルームサービスには、料金の10~15%。タオルや毛布の不足補充を頼んだら50セント~1ドル。 レストラン 合計金額の15~20%程度。サービス料込の場合はそれより少額か不要。 タクシー 料金の10~15%程度。

最低でも50セント程度。荷物が多い場合には若干多めに払う。

•ヨーロッパ

サービス料金として請求書に自動的に加算されていることが多いです。 ただ、加算が無い場合には料金の5%(イタリア)~10(その他のヨーロッパ各国)くらいが相場です。 タクシーは端数を切り上げる程度で大丈夫です。 また、トイレに係員がいる場合は€0.2~1あげるとよいです。

北米ほどチップに関しては細かくないのが特徴です。

•イギリス

・ホテル ポーターにはスーツケース1個につき50~75ペンス程度。 ベルボーイやルームサービスに対し1回につき50ペンス~1ポンド程度。

・レストラン 合計料金の10~15%程度。サービス料が含まれている場合は不要。 タクシー 料金の10~15%程度。

トイレ 掃除の係員がお皿を前に置いて座っていたら10~20ペンス。

•フランス

・ホテル ベルボーイやルームサービスに対し1回につき1~2ユーロ程度。 通常の掃除やベッドメークには不要。

・レストラン 高級レストランなどでは食事代の5~10%が目安。 中級以下ではおつりの小銭を残す程度。

・タクシー 料金の10~15%程度。

トイレ 掃除の係員がお皿を前に置いて座っていたら50セント程度。


シチュエーション別払うチップ

•ドイツ

・ホテル ベルボーイやルームサービスを頼んだ時に1ユーロ程度。

・レストラン 一般には5~10%ぐらいの額を、テーブルでの支払い時に切りのいい金額に切り上げて渡すか、お釣りの小銭をテーブルに残す。 ・タクシー 料金の10%程度。トランクに入れる荷物が多いときはやや多めに。

・トイレ 掃除の係員がお皿を前に置いて座っていたら20~30セント程度。

•イタリア

・ホテル ポーターやルームサービスに対して1ユーロ程度

・レストラン 料理代金に含まれる場合がほとんど。別計算でも勘定書きには含まれている。店の格により7~15%程度。

・タクシー 料金の10%程度。

・トイレ 係員が一律に徴収する場合や、皿を置いて任意にとする場合がある。20~70セント程度。

・アジア 基本的にチップは不要です。 ただし、チップの習慣のある国もあり、10%程度が相場です。(シンガポール、タイ、中東の国々など) また、チップ制度の広まりつつある国もあるので、チェックしておくとよいです。

分からない場合は恥ずかしがらずに現地の人に直接聞くのがベターです。 ・アフリカ トイレなどでもチップが必要(20円程度)になることが多いので、小銭を多く持っていたほうが良いです。 レストランは端数を切り上げるくらいのチップでも大丈夫です。

タクシーは10~20%くらいのチップが相場になります。   

・南アメリカ 国によってばらつきがあるので、具体的には言いにくいですが、5~10%くらいが相場です。 ただ、具体的にはサービスを受ける場所の質によると思います。