チップとは

◆チップとは

チップの習慣のない日本で生まれ育った日本人にとって、チップ制度は限りなく理解しがたい性質のものだとお察し申し上げます。実際には日本では規定料金にチップは含まれており、もしくはサービス料として無意識のまま徴収されているため馴染みがないのです

なので現在多くの日本人は、チップに対してよい印象を持ってはいません。ですが、チップは差し上げることが当たり前と考えを改めることにより、自分の「感情を表現する道具」として、ある意味では旅行の楽しみの一つに繋がるようにできると思えるのです。

誰だってたくさんのチップを頂ければ、お金を貰ったということはもちろん、自分の仕事が評価されたと理解し、例外なく喜ぶと思います。

ですから、考え方としては、例えば、会社に勤務していて上司に自分の為した仕事を評価され、お褒めの言葉を頂いた時と同じように、自分の感情をストレートに相手に伝えるための言葉と同じように用いるのです。

チップの金額と言うのは、どう物価の高い国であっても、どういう密度の濃いサービスを受けたとしても、1万円を上回るケースはごくごく稀だと思います。

それは10万円入った財布を失くして届けてもらったとか、命を落としそうな危機に陥った時、それを救ってもらったとかは別問題になりますが、サービスへの感謝料としてのチップは、例えば、海外旅行で一番世話になることが予想される現地ガイドや、運転手などへのチップも最高でも一万円には満たない額だと思います。

それ以外の小さな場面では100円、200円、せいぜい500円程度のことが多いのです。 ですから、旅行の計画の時点でチップの予算を決め、それをどれだけうまく使って、相手からよいサービスを受けられるかという、相手の幸せを作ることができるかという、ゲーム感覚でのチップのやり方もとても楽しいかと思います。

欧米では昔から、正当なサービスに対して正当なチップで評価する、という習慣が定着しており、旅行ガイドブックでも必ず触れている、外国旅行に欠かせないマナーのひとつであることは周知の通りです。

自分の感情をうまく相手に伝えるということは、簡単なようで結構難しいことであり、なかなかうまい伝達というのはできていない人が多いのですが、チップを通してこのことを学習することができれば、あなたの海外旅行はさらに意味合いの深いものとなることでしょう。

さて、チップの相場を知らない日本人のほとんどが、海外旅行先でその都度現地ガイドなどに「いくらぐらい渡せばよいのですか?」と質問をします。

ですが、旅行の最後にはその現地ガイドにもチップを渡すことになるわけですし、もし、そのガイドが教えた金額がもらう相手の期待額よりも少なかった場合、金額を教えたガイドが相手に悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、できるだけ自力で情報収集し、相場を掴んでおくことが一番当たり障りのない行動だと思えます。

チップに関する情報収集の仕方としてはやはり、旅行体験のブログなどで公開されている、実際に現地を訪れたことがある一般の人の意見が一番参考になると言えます。

また、最近では日本に在住している外国人も大変多く、いろいろな国の人と接する機会があるので普段から心がけて、何気なく話した外国人に、その国でのチップの相場を聞いておくことも大変参考になります。


日本との違い

また、そういう日本に在住している外国人が、チップの習慣のない日本についてどう思っているかなどの意見を聞いておくと、チップに対する概念を取り払うことができ、今までとは違った感覚で、相手に失礼の無い形でチップを渡せるようになれるものです。

ところが、同じ海外でも当社のような「日本人経営の会社」ではチップが不要なのでは、と思っている方が、とき折りいらっしゃいます。また、相手が寿司屋の板前さんのように日本人ならチップはいらないのでは、というのも同じことです。

これは、実は大きな勘違いで、「その国の給与体系のもとでサービス業に携わるひとには、人種を問わずチップを払う」ということを理解していただかないといけません。事実、この国では人種によって、その扱いに隔たりがあると法律に触れてしまいます。

例えば、チップの習慣のない日本のレストランで働いている外国人ウエイトレスに、チップを払うでしょうか。答えは「ノー」です。なぜならば、彼らは、チップの習慣のない国で働いているわけで、どの国の出身というのは直接関係ないからです。

このように、日本人はチップに対して無関心、あるいはあまり良いイメージを持っていないため、事前の情報収集が不十分で現地の人に欲思われない行動を取ってしまっている人も少なくないのが現状です。 チップは、日本でいうボーナスのようなものとお考えください。

すなわち、本来は会社の業務成績が良い場合の配当だったものですが、現在では、車や家を買うときも「ボーナス払い」があることで分かるように、働く者のたいせつな定期収入の一部となっています。

アメリカではサービス業に従事する人たちはボーナスはありませんので、アメリカでの「チップ」は性質的にはボーナスのようなもののような気がします。 もちろんサービスの質が極端に悪い場合はチップを払う必要はありません。

むしろ、チップを払わないことで、相手にその不満をアピールするチャンスでもあるのです。 しかしながら、期待していたサービスの水準に達していたら、あるいは期待以上のサービスだったら、その評価として正当なチップはお考えいただきたく存じます。

この国でサービス業に携わる人は、現に、チップ収入の高低が直接その人のサービス内容を反映するものと思って仕事をしています。ですからチップが多いと、サービスに満足してくれたんだな、と微笑み励みにし、少ないと、何が悪かったんだろう、と反省をする、そのような性質のものなのです。

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